ここでは気温の上昇についてのみ触れます。気温上昇による影響は別項目で…
温暖化問題についてよく知らない人がまず思うことは、その被害や防ぐ方法ではなく、"本当に地球は温暖化しているのか?"だと思います。もちろん、温暖化が世界中で問題視されているだけあって、気温は上がっています。人類の放出する二酸化炭素が少なかった産業革命時より地球の気温は約0.74℃の上昇となっています。数字にすると小さいですが、この上昇で何が起きているかは少し調べればすぐ分かるはずです。というわけでここではカット…
世界全体の平均気温上昇ですが、地域別ではこうなっています。0.74度の上昇というのが1箇所の観測所で得られたものなら、世界全体ではなく、局所的要因でその地点の気温だけが上昇している可能性があります。しかしこれだけ世界規模で上昇傾向にあるならそうはいえません。間違いなく、地球全体が温暖化傾向にあるのです。そしてある予測によると産業革命時から現在までの気温上昇は約0.74度現在ですが、2028年に2℃、2052年に3℃、2069年には4℃となるようです。
気象庁によると日本の気温はここ100年で1.1度上昇しています。また今世紀末までにもう2、3度上昇すると予測しています。道路やコンクリートが熱を溜め込むことで発生するヒートアイランド現象によって東京は2.9℃上昇しています。なお、日本の地域別気温上昇はこうなっています。
気温上昇のデータについて温暖化をアピールするために捏造とまではいかなくても何か恣意的な発表をしているという意見もあります。確かに人間の観測値についてはいえます。温暖化といっても、自分の肌で感じられるほどのスピードで気温が上がっているわけではないので。しかし縮小する氷河・北極の氷、日本で冬を越す熱帯の蜘蛛、など自然や生物は嘘をつきません。