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閾値は"しきいち"と読みます。閾値という用語を地球温暖化問題で使用する場合、その値を超えると 、もう以前の状態には戻せない、何かが進行するのを止められなくなる、不可逆点、という意味になります。(地球の平均気温がX度上がると南極の氷河が全て融けてしまうなら、+X度が南極の氷河融解を検討する際に、閾値として扱われる)
平均気温+0.3度→適応力の小さい生態系に影響が出る。
平均気温+1度→サンゴの大規模な白化が起きる。
平均気温+1.3度→2003年、ヨーロッパを強烈な熱波が襲い、2万人の死者と100億ユーロともいわれる農業被害が発生しました。平均気温が1.3度上昇(工業化前より2度)すれば、このような熱波が2年ごとにヨーロッパを襲うようになります。また、干ばつで全世界で最大2億人が移住しなければならなくなります。
平均気温+1~2度→世界の飢餓人口が最大1億2000万人増加。グリーンランド氷床の崩壊を止められなくなります。もし、グリーンランド氷床が全て崩壊すれば海面は7m上昇します。海面上昇によって沿岸湿地帯の90%が消失。多くの渡り鳥が絶滅の危機に。
平均気温+2度→気温が上昇すると高緯度の先進国では農業生産が増加します。しかし、上昇幅が2度を超えると、ここでも悪影響が出ます。→悪影響が地球全域に広がる。また、アジアの発展途上国で深刻な水不足が発生。全世界では30億人以上の人々が水不足になる危険があります。北極地域や北方樹林、山岳地帯などに住む生物が北部へ移動。移動できない種は絶滅します。
平均気温+2~3度→海水に接しているメタンハイドレートが崩壊。チベット高原の永久凍土地帯が砂漠化。
平均気温+3度→南極の西南極氷床の崩壊を止められなくなります。海面は西南極氷床が崩壊すれば海面は5m上昇します。さらに、天然サンゴが絶滅し、海洋大循環が停止します。また、全人類の半分以上がデング熱に感染する危険があります。
平均気温+4.2度→オーストラリア全域で食物生産が不可能になります。
平均気温+5度→南極やシベリアの永久凍土中のメタンハイドレートも崩壊。
二酸化炭素濃度450ppm→二酸化炭素濃度が現在の約380ppmから70ppm以上増加すると、平均気温が50%以上の確率で工業化前より2度上昇します。
自然は気温がX度上がればこうなると言い切れるほど単純ではありません。また閾値は研究グループによって変わってきます。なので、上記の数値は目安程度にしてください。